これまでの中国古典学や史学には､ 女性文献による歴史の素描という試みが殆ど無かった｡ 本書では､ 明代女性の薄少君が書き遺した 『哭夫詩百首』 の訳注を中心に､地方志など周辺資料を比較検討するという綿密な考証によって､ 従来不明とされてきた烈婦の行動心理を解き明かす｡
Friday, October 30, 2009
小林徹行：明代女性の殉死と文学 : 薄少君の哭夫詩百首(東京都 : 汲古書院)
これまでの中国古典学や史学には､ 女性文献による歴史の素描という試みが殆ど無かった｡ 本書では､ 明代女性の薄少君が書き遺した 『哭夫詩百首』 の訳注を中心に､地方志など周辺資料を比較検討するという綿密な考証によって､ 従来不明とされてきた烈婦の行動心理を解き明かす｡
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