Friday, October 30, 2009

鹿野政直:婦人・女性・おんな : 女性史の問い(東京:岩波書店,1989)

婦人から女性、そして「おんな」へ―女性の占める位置は呼び名とともに近代以降大きく変化してきた。
家族・職場の変容など新しい問題に直面して、女性をめぐる論議も活発である。
長年女性史研究に携わってきた著者が、これまでの女性の歩みを振り返り、婦人問題研究から女性史、フェミニズムにいたる論点を整理して今後の展望を試みる。

序女性史とわたくし
女たち・女性史の転機(女たちの位置;女性史は、いま)
女性史を見なおす(女たちと国家;母性の論理;女性学と女性史;民俗学と女性史;「世界」の視点から;「地域」の視点から)
結女性史にこだわりつつ女性史のかなたに
婦人から女性,そして「おんな」へ――女性の占める位置は呼び名とともに近代以降大きく変化してきた.家族・職場の変容など新しい問題に直面して,女性をめぐる論議も活発である.長年女性史研究に携わってきた著者が,これまでの女性の歩みを振り返り,婦人問題研究から女性史,フェミニズムにいたる論点を整理して今後の展望を試みる。

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